アトピー性皮膚炎の治療目標
次の状態になることを目標に治療を行います。
①
症状がないか、あっても軽微で、日常生活に支障がなく、薬物療法もあまり必要としない状態に到達し、その状態を維持する
②
このレベルに到達しない場合でも、症状は軽微または軽度で、日常生活に支障をきたすような急な悪化が起こらない状態を維持する
アトピー性皮膚炎の治療薬のあゆみ
2020年〜2021年
JAK阻害薬
(ヤヌスキナーゼ阻害薬)が登場!
かゆみや湿疹に働きかける塗り薬・飲み薬
2018年
生物学的製剤が使用可能に!
肌の乾燥やかゆみに働きかける注射薬
2002年
免疫抑制外用薬の登場!
皮膚の免疫反応を抑え炎症を鎮める塗り薬
2000年以前
アトピー性皮膚炎の治療方法は、
保湿剤、光線療法、ステロイド薬、免疫抑制薬のみであった
2022年8月作成 CIB46M001A