数字で知る、
アトピー患者さんの実際

中等症～重症のアトピー性皮膚炎患者さん2,002人を対象としたアンケート調査において、回答者の49％がステロイド薬の使用に懸念を抱いていました。

医師の指示通りに外用薬を使用しているか確認したところ、回答者の58％はステロイド薬を限定的に使用し、39％の患者さんは医師の指示よりも少ない頻度、少ない量に抑えてステロイド薬を使用していました。

ステロイド薬に限らず、お薬は正しく使用することが重要です。

いつも塗っている量は⼗分ですか？ご⾃⾝の判断で塗る⽇数を減らしたりしていませんか？どきっとしたあなたは、主治医や薬剤師にそうしている理由も伝えて相談してみましょう。

対象と方法
中等症～重症のアトピー性皮膚炎患者（14歳以上）または小児患者（2～13歳）の保護者合計2,002人を対象に、電話によるインタビューを行い、アトピー性皮膚炎による日常生活や社会生活への影響、治療方法、患者自身がどの程度症状が管理できていると感じているかを評価した。

Zuberbier, T. et al.: J Allergy Clin Immunol 118(1): 226-232, 2006. 

中等症～重症のアトピー性皮膚炎患者さん2,002人を対象としたアンケート調査において、回答者の49％がステロイド薬の使用に懸念を抱いていました。

医師の指示通りに外用薬を使用しているか確認したところ、回答者の58％はステロイド薬を限定的に使用し、39％の患者さんは医師の指示よりも少ない頻度、少ない量に抑えてステロイド薬を使用していました。

ステロイド薬に限らず、お薬は正しく使用することが重要です。

いつも塗っている量は⼗分ですか？ご⾃⾝の判断で塗る⽇数を減らしたりしていませんか？どきっとしたあなたは、主治医や薬剤師にそうしている理由も伝えて相談してみましょう。

対象と方法
中等症～重症のアトピー性皮膚炎患者（14歳以上）または小児患者（2～13歳）の保護者合計2,002人を対象に、電話によるインタビューを行い、アトピー性皮膚炎による日常生活や社会生活への影響、治療方法、患者自身がどの程度症状が管理できていると感じているかを評価した。

Zuberbier, T. et al.: J Allergy Clin Immunol 118(1): 226-232, 2006. 

中等症～重症のアトピー性皮膚炎患者さん2,002人を対象としたアンケート調査において、中等症および重症のいずれの患者さんも、湿疹が再燃してすぐに治療を始めるのではなく、平均で6～7日間経過してから治療を開始しており、湿疹が現れている期間の47％は症状に耐えていることがわかりました。

湿疹を我慢してることを主治医に伝えることで、今までの治療やお薬の使用方法について見直す良いきっかけになるかもしれません。

主治医や看護師はみんなあなたの症状を良くしたいと思っています。

勇気を出して、伝えてみてください。

対象と方法
中等症～重症のアトピー性皮膚炎患者（14歳以上）または小児患者（2～13歳）の保護者合計2,002人を対象に、電話によるインタビューを行い、アトピー性皮膚炎による日常生活や社会生活への影響、治療方法、患者自身がどの程度症状が管理できていると感じているかを評価した。

Zuberbier, T. et al.: J Allergy Clin Immunol 118(1): 226-232, 2006. 

中等症～重症のアトピー性皮膚炎患者さん2,002人を対象としたアンケート調査において、回答者の75％が、患者さん自身の生活の質を改善するための唯一の方法はアトピー性皮膚炎を制御できる治療だと考えていることがわかりました。

アトピー性皮膚炎の治療方法はさまざまです。もし、今の治療方法が自分に合っていないかも？など不安がある場合は、主治医や薬剤師に伝えて相談してみましょう。

あなたに合った治療方法がほかにあるかもしれません。

対象と方法
中等症～重症のアトピー性皮膚炎患者（14歳以上）または小児患者（2～13歳）の保護者合計2,002人を対象に、電話によるインタビューを行い、アトピー性皮膚炎による日常生活や社会生活への影響、治療方法、患者自身がどの程度症状が管理できていると感じているかを評価した。

Zuberbier, T. et al.: J Allergy Clin Immunol 118(1): 226-232, 2006. 

中等症～重症のアトピー性皮膚炎患者さん2,002人を対象としたアンケート調査において、回答者の86％が、湿疹が出ている間は、入浴やショートパンツ、スカート、Tシャツの着用、水泳などの日常的な活動を自粛していたことがわかりました。 

あなたにも、アトピー性皮膚炎の症状のために我慢していることはありませんか？主治医や看護師はあなたの症状を良くしたいと思っています。勇気を出して、その思いを伝えてみてください。今の状態を抜け出す治療方法があるかもしれません。

対象と方法
中等症～重症のアトピー性皮膚炎患者（14歳以上）または小児患者（2～13歳）の保護者合計2,002人を対象に、電話によるインタビューを行い、アトピー性皮膚炎による日常生活や社会生活への影響、治療方法、患者自身がどの程度症状が管理できていると感じているかを評価した。

Zuberbier, T. et al.: J Allergy Clin Immunol 118(1): 226-232, 2006.

アトピー性皮膚炎患者さん1,739人を対象としたアンケート調査において、受診のきっかけとなった症状を検討したところ、60％の患者さんがかゆみを原因としていました。

かゆみのせいで夜に眠れなかったり、勉強や仕事中に集中できないなど、つらい思いをしていませんか？もし、治療に疲れたり、あきらめたりして治療をお休みしていたならば、もう一回、病院に相談しに行ってみませんか？主治医や看護師はあなたの症状を良くしたいと思っています。勇気を出して、その思いを伝えてみてください。今の状態を抜け出す治療方法があるかもしれません。

対象と方法
過去1年以内に入院または外来通院していた15歳以上のアトピー性皮膚炎患者1,739人を対象に、2018年に実施したWebアンケート調査を後ろ向きに解析し、日本人のアトピー性皮膚炎患者における服薬アドヒアランスの改善に関連する要因を明らかにし、疾病負担とアンメットメディカルニーズを評価した。

Kamei, K. et al.: J Dermatol 48(10): 1491-1498, 2021.

アトピー性皮膚炎患者さん1,739人を対象としたアンケート調査によると、患者さんが治療において最も重要と捉えている問題は「医師とのコミュニケーション」であり、重要でありながらまだ満足できていない問題は①治療にかかる費用、②病気の予後（今後の見通し）に関する説明、③通院のしやすさの3つでした。

「先生にこの状態や気持ちを伝えたいけど、どうすればいいんだろう…？」そんな状態、あなたにもありませんか？また、今の治療の見通しが立たず、不安に思ったことは？
それらをうまく進めるためには秘訣があります。主治医とうまくコミュニケーションをとる方法はこちらで紹介していますので、ぜひご覧ください。

対象と方法
過去1年以内に入院または外来通院していた15歳以上のアトピー性皮膚炎患者1,739人を対象に、2018年に実施したWebアンケート調査を後ろ向きに解析し、日本人のアトピー性皮膚炎患者における服薬アドヒアランスの改善に関連する要因を明らかにし、疾病負担とアンメットメディカルニーズを評価した。

Kamei, K. et al.: J Dermatol 48(10): 1491-1498, 2021.

アトピー性皮膚炎患者さん1,739人を対象としたアンケート調査によると、患者さんが治療において最も重要と捉えている問題は「医師とのコミュニケーション」であり、重要でありながらまだ満足できていない問題は①治療にかかる費用、②病気の予後（今後の見通し）に関する説明、③通院のしやすさの3つでした。

「先生にこの状態や気持ちを伝えたいけど、どうすればいいんだろう…？」そんな状態、あなたにもありませんか？また、今の治療の見通しが立たず、不安に思ったことは？
それらをうまく進めるためには秘訣があります。主治医とうまくコミュニケーションをとる方法はこちらで紹介していますので、ぜひご覧ください。

対象と方法
過去1年以内に入院または外来通院していた15歳以上のアトピー性皮膚炎患者1,739人を対象に、2018年に実施したWebアンケート調査を後ろ向きに解析し、日本人のアトピー性皮膚炎患者における服薬アドヒアランスの改善に関連する要因を明らかにし、疾病負担とアンメットメディカルニーズを評価した。

Kamei, K. et al.: J Dermatol 48(10): 1491-1498, 2021.

アトピー性皮膚炎患者さん1,739人を対象としたアンケート調査において、病気が生活やこころに与える影響を評価しました。

以下の5つの項目について、どの程度問題があるか調査しました。

上記5項目のいずれにも問題がない「健康状態」にある人は、アトピー性皮膚炎患者さんの4割であり、健康なひとよりも少ないことがわかりました。

あなたにも、思い当たることはないですか？主治医や看護師はあなたの症状を良くしたいと思っています。勇気を出して、その思いを伝えてみてください。今の状態を抜け出す治療方法があるかもしれません。

対象と方法
過去1年以内に入院または外来通院していた15歳以上のアトピー性皮膚炎患者1,739人を対象に、2018年に実施したWebアンケート調査を後ろ向きに解析し、日本人のアトピー性皮膚炎患者における服薬アドヒアランスの改善に関連する要因を明らかにし、疾病負担とアンメットメディカルニーズを評価した。

Kamei, K. et al.: J Dermatol 48(10): 1491-1498, 2021.

中等症～重症のアトピー性皮膚炎患者さん2,002人を対象としたアンケート調査において、アトピー性⽪膚炎の湿疹が現れた期間中に睡眠が妨げられた平均⽇数は7.3⽇、1年間で67⽇に相当することがわかりました。

さらに、重症の患者さんでは、湿疹が現れた期間中に睡眠が妨げられた日数は14.6日であり、計算すると1年で最大162日間にのぼります。

あなたにも、思い当たることはないですか？主治医や看護師はあなたの症状を良くしたいと思っています。勇気を出して、その思いを伝えてみてください。今の状態を抜け出す治療方法があるかもしれません。

対象と方法
中等症～重症のアトピー性皮膚炎患者（14歳以上）または小児患者（2～13歳）の保護者合計2,002人を対象に、電話によるインタビューを行い、アトピー性皮膚炎による日常生活や社会生活への影響、治療方法、患者自身がどの程度症状が管理できていると感じているかを評価した。

Zuberbier, T. et al.: J Allergy Clin Immunol 118(1): 226-232, 2006.

中等症～重症のアトピー性皮膚炎患者さん2,002人を対象としたアンケート調査によると、アトピー性皮膚炎の湿疹により自信を失っている人の割合は全体の36％、重症者の46％であり、自分の肌を人に見られたくないために、ライフスタイルを制限している患者さんが多いことがわかりました。

あなたにも、肌が気になって長袖ばかり着る、デートをキャンセルした・・・など、アトピー性皮膚炎の症状のために我慢していることはありませんか？主治医や看護師はあなたの症状を良くしたいと思っています。勇気を出して、その思いを伝えてみてください。今の状態を抜け出す治療方法があるかもしれません。

対象と方法
中等症～重症のアトピー性皮膚炎患者（14歳以上）または小児患者（2～13歳）の保護者合計2,002人を対象に、電話によるインタビューを行い、アトピー性皮膚炎による日常生活や社会生活への影響、治療方法、患者自身がどの程度症状が管理できていると感じているかを評価した。

Zuberbier, T. et al.: J Allergy Clin Immunol 118(1): 226-232, 2006.